α7S タイムラプスでピクチャーエフェクト 水彩画調 を使って撮影

a7s のピクチャーエフェクトによるタイムラプスですが、昨日書いたように一部のエフェクトは Still でなければ使えないようです。

他にも水彩画調、イラスト調、ソフトフォーカス、絵画調HDRといった項目も Still でないと撮影することができないようですが、これらは複数シャッターを切ったり効果を反映するのに時間がかかるからなのでしょうかね。

 そこで、アプリケーション設定の記録方式で Still の設定を行い、ピクチャーエフェクトとして 水彩画調 を指定して撮影してみました。

建物などが写っていても、水彩画帳だとよく分からなくなるのでテストとしては安全かなという理由だけですが、雲の動きが少しまろやか?になるのではないかと思います。


α7S タイムラプス watercolor painting (SONY a7s time lapse) - YouTube

カメラ:a7S : ILCE-7S 
アプリケーション:タイムラプス
テーマセレクション:カスタム
クリエイティブスタイル: スタンダード
ピクチャーエフェクト: 水彩画調
5秒間隔、Still
レンズ:SEL55F18Z ( Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA )
絞り: F8
ISO: 100
AE:Traking LO
撮影枚数: 990
撮影時間: 01:22:30
動画作成:Panolapse

さて、Still の場合には自動的に動画は作成されず、撮影した枚数(今回は 990枚)の JPEG 画像が作成されます。アプリケーションを実行した状態で再生ボタンを押すと、コマ送りで確認する事はできますが、最終的に動画にするには別のツールを使う必要があるようです。

注意点としては、撮影は 5秒間隔にして 1時間20分ほどの時間でしたが、バッテリーの消耗が激しかったようです。100% から開始して、残りが 30% になっていましたので効果の処理にそれなりにバッテリーも使うのかもしれません。まだ一度しか試してないので、他の3回シャッターを切るようなものでバッテリーがどこまで消耗するかちょっと心配ではあります。

さて、撮影した JPEG 画像からタイムラプス動画を作榮する方法ですが、専用ツールを使えば簡単にできますね。最初面倒だなぁとちょっと思いましたが、慣れたらめっちゃ簡単でした(^^;;

無償のツールとしては、Windows ムービーメーカーを使う案もあるようですが、今回は Panolapse というツールをトライアル版で使ってみました。

Panolapse - タイムラプスとパノラマの動画作成ソフト
http://www.panolapse360.com/jp/

ダウンロードの選択肢として、64bit 版もありますので、64bit 環境を使っている場合には嬉しいですね。インターフェイスも日本語化されていますし、トライアル版では出力される画像サイズに制限はあるものの、手軽に JPEG からタイムラプス動画を作成する事ができます。

機能としては、ズームさせたりといったソフトウェアによる処理が可能なようですが、まだそこまでは試せていません。

今回の動画を作成する際には、基本的にはデフォルトのままで処理しているのですが、一点だけ出力形式として MOV を選択したのは失敗だったかもしれません。MP4でも出力できるので、Youtube にアップロードするのであれば MP4 のほうが良いかもしれませんね。

 

余談ですが、今回かなり炎天下で撮影していましたので、熱がちょっと心配になる部分でした。とりあえず日傘もないのでタオルをほっかむりのように a7s にかけてましたけど、そっちの姿のほうが面白いって言われてしまいました(笑)