SONY α7s の ISO 25600 でタイムラプス動画を撮影してみると。

a7s とタイムラプス アプリケーションを使い、ISO 25600 の設定でタイムラプス動画を撮影してみました。

最初はもっと ISO を上げて撮影してみる予定だったのですが、タイムラプス アプリケーションのカスタム設定では、上限として 25600 が最大値になっているようで、これ以上の値は残念ながら設定する事ができませんでした。

タイムラプスアプリケーションが a7s の機能をフルに使えるようになると嬉しいのですが。。。


α7S タイムラプス ISO 25600 sample 1 (SONY a7s time lapse) - YouTube

カメラ:a7S : ILCE-7S 
アプリケーション:タイムラプス
テーマセレクション:カスタム
3秒間隔、24p
レンズ:SEL55F18Z ( Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA )
絞り: F8
ISO: 25600
AE:Tracking LO
撮影枚数: 990
撮影時間: 00:49:30
作成された動画の時間: 41秒

AE を追従するように設定していた為か、途中から画面がかなり明るく?なってしまい当初予定していたものとは違った結果になってしまいました(^^;;

まだ街が明るい状況ですので、ISO 25600 では上げすぎなのかもしれません。(街が明るすぎて星とかまったく見えないですし)

次に、AE を追従させずに、同じくISO 25600 で撮影したものが下記になります。


α7S タイムラプス ISO 25600 sample 2 (SONY a7s time lapse) - YouTube

なお、バッテリーの消耗ですが、最初の撮影では100%から開始して 70%まで減っていましたので、上記設定と撮影時間では一度の撮影で約 30% ほど消耗する事になるようです。

 2回撮影すると60%ちょっと消耗しますので、3回の撮影はちょっと厳しいのではないかと推測しています。ということで、2回の撮影でほぼバッテリー一個を消費することになってしまいます。

手元では最初の 2個と追加で購入した1個の合計 3個ありますが、もう少し予備バッテリーが欲しくなりますね。(縦位置グリップは2個使うので、3個だと中途半端・・・) 

 

 

 

SONY α7s でタイムラプス アプリケーションに挑戦

SONY α7s は PlayMemories で公開されているアプリケーションを追加する事ができます。最近よく目にするタイムラプスのアプリケーションも有償ですが提供されていますので、手軽に出来そうということで早速試してみました。

タイムラプス 952円+税
http://www.sony.jp/camera/pmca/TimeLapse/

値段としては高いのか安いのか良く分からないところですが、購入の手続きがやや面倒という部分のほうが壁になるかもしれません。

私はこのアプリケーションを a7s 用に購入する際、ウォレットへカードからチャージを選択したのですが、なぜか一度だけ成功しその後はエラーになってまったくチャージできないという不思議な現象に遭遇しています。結局、PS3 側からはチャージできましたので、Webサイトからのチャージは諦めてしまいました。

そんなこんなで購入手続きには妙に時間を取られてしまいましたが、せっかく購入したアプリケーションですので、まずは試しにということで空の模様をこのアプリケーションで撮影してみました。

このアプリケーションにはデフォルトで幾つかの撮影シーンに応じた設定が提供されており、雲の様子を撮影するのも最初から提供されています。とはいえ、撮影間隔などは自分で調整できます。まったく初めての撮影ですのでパラメーターはデフォルトのままで撮影しています。


α7S タイムラプス Cloudy Sky sample (SONY a7s time lapse) - YouTube

20分間の撮影で、出来上がった動画は約 8秒になりました。

撮影して分かったのは、カメラは放置しておけば良いもののバッテリーが心配になりますね。α7s は最初からバッテリーが2個ついてくるほどバッテリー消費が激しいので、上記の設定で撮影した場合 100% の状態から 85% まで減っていました。(20分で15パーセントというところでしょうか)

 追加で更に、夕暮れ、を使ってタイムラプスを撮影してみたのですが、実際の夕暮れよりも早いタイミングで撮影を開始してしまった為、なんの変化も見えない動画になってしまいました。夕暮れを綺麗に撮るというのはタイミングが重要ですね(^^;;

最後はレンズがSEL70200Gですが、これは少し撮影枚数を多くしています。


α7S タイムラプス 夕暮れ sample 2 (SONY a7s time lapse) - YouTube

カメラ:α7S : ILCE-7S 
アプリケーション:タイムラプス
テーマセレクション:夕暮れ
5秒間隔、24p
レンズ:SEL70200G (FE 70-200mm F4 G OSS)
絞り: F8
撮影枚数: 750
撮影時間: 01:02:30
作成された動画の時間: 31秒

 実は最初自分でパラメータを変更し、2時間程度継続するようにしてみていたのですが 2時間を経過してもしばらく放置しておいたらバッテリーが空になっていました。単純に電源が入りっぱなしで消耗したのか、2時間分の画像処理でバッテリーを消費したのか不明ですが、いずれにしてもバッテリーは充電してから撮影した方がよいですね。

縦位置グリップがあればバッテリーを 2個接続しておけますので、ちょっと購入を検討しています。ヤフオクでも出ているようですが、新品と比較してそれほど安くはなってないんですよねぇ、機械ものの中古はちょっと悩めます。 

まぁ、タイムラプスの為だけに購入するわけではないのですが。。。

a7s と FE 70-200mm F4 G OSS による体育館内でのスポーツ撮影

 a7s と FE 70-200mm F4 G OSS (SEL70200G) を使い、体育館の 2階部分から撮影した場合の画角がどの様になるか。参考まで幾つか写真を貼っておきます。

ピクチャーエフェクト機能で絵画調にしてあります、雰囲気だけ分かっていただければと思いますが、200m でもそれほど大きくは写せませんので、これ以上寄りたい場合にはデジタルズームを使うなどの工夫が必要になります。

いずれの写真も絞り優先( A モード)、ISO 6400 で撮影しています。

f:id:kozu139:20140729153003j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 138mm
シャッタースピード: 1/160秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

f:id:kozu139:20140729153050j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 171mm
シャッタースピード: 1/200秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

f:id:kozu139:20140729153126j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 200mm
シャッタースピード: 1/250秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

f:id:kozu139:20140729153221j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 200mm
シャッタースピード: 1/320秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

f:id:kozu139:20140729153316j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 144mm
シャッタースピード: 1/320秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

f:id:kozu139:20140729153359j:plain

カメラ: ILCE-7S
F値: 4.0
焦点距離: 177mm
シャッタースピード: 1/320秒
露出補正: +1.0
ホワイトバランス: Auto

 

Kindle Fire とマルチユーザー モードへの対応

Kindle Fire には Android をベースにした OS として、Fire OS 3.0 Mojito が搭載されています。Android ベースですので、ひょっとしてマルチユーザーモードも実は使えたりするのかな?と思い少しGoogleで検索してみました。 

 まず、Android のバージョンを確認してみると、どうやら 2013年版では Android 4.2 をベースしているようですので、まずOSバージョンとしてはいけそうに見えます。

Fire OS 3.0を搭載した新型Kindle Fire HDAmazon.co.jpで本日発売
http://juggly.cn/archives/98978.html

とはいえ、検索して出てきた範囲ではマルチユーザー機能を使うのではなく、Kindle FreeTime 機能を使うしかないという情報が多いですね。

Multiple User Profiles on HDX?
http://www.amazon.com/forum/kindle?_encoding=UTF8&cdForum=Fx1D7SY3BVSESG&cdThread=Tx352F61WDX6X0I

下記 URL にある FAQ の説明によると、これは Android の制限付きプロフィールに近い機能のようですが、6人分のプロフィールを作成できるようです。

子供に使わせる場合に機能制限する事ができるという点では、マルチユーザーよりも便利かもしれません。とはいえ、本は全員で一緒になるんでしょうかね?

Kindle FreeTime とは何ですか?

https://developer.amazon.com/help/faq/ja_JP.html
Kindle FreeTime は、ひとりひとりの子供に合わせた、パーソナライズされた体験を提供できます。Kindle FreeTime は各家庭で最大6人分の子どものプロフィールをサポートできます。1分もしないうちに、親がひとりひとりの子どものプロフィールを作成し、制限時間を設定し、興味や年齢に合わせたコンテンツを選ぶことができます。Whispersync は各プロフィールごとに独立に機能し、ある子が最後に読んだページが、次に他の子が読んでも変更されないようにします。

 ページの情報が変更されないというのは嬉しい機能かもしれません。しかし、FAQ には衝撃的な記載が「FreeTime は現在日本ではご利用になれません。」えぇーーー、だってプロファイルを作るだけなんだから、国とか関係なくない?と思ったりもするのですが残念ながら日本ではダメですか。

ちなみに日本ではダメだとしても、この機能、将来的にもKindle Paperwhite では使えないんでしょうかね? 

 

α7s とSEL70200Gを使い体育館でスポーツ撮影

a7s を購入した元々の動機が、体育館で行われる子供のスポーツを撮影したいという希望でした。高感度に強い a7s なら ISO を上げることでシャッター速度を稼げるのではないか?という素人考えでの選定でした。

それまでは、オリンパスの E-M5 とM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8の組み合わせで撮影していたのですが、単焦点ゆえにズームが出来ないという辺りで不便だったりしました。画質的には大きく印刷しない限り、パソコンの画面上で見る程度であればそれなりに満足のいくものだったと思います。

とはいえ、やはりズームできた方が嬉しいのと、体育館の中でも明るく撮影したいということもあり、a7s と FE 70-200mm F4 G OSS の組み合わせに白羽の矢が立ったわけです。

f:id:kozu139:20140729070531j:plain

レンズ名:FE 70-200mm F4 G OSS

絞り値:F4

シャッタースピード:1/250秒

焦点距離:200mm

ISO: 6400

露出補正:+1.0 EV

画質:エクストラファイン

はてなブログってオリジナルのJPEG画像ファイルをアップロードできないんでしょうかね?小さくなってしまいますね(^^;;

絞り優先のAモードで撮影していたのですが、ホワイトバランスは 白熱灯 にしてみました。

モードとしてシーンの中に スポーツ という項目もあり、実際にスポーツのモードで撮影した事もあるのですが、撮影のタイミングによっては妙に暗くなったりする事があったので、体育館のような暗いところではちょっと使いにくい印象でした。

そこで、今回は A モードでシャッタースピードがそれなりになるように ISO を設定してみています。AF はゾーンで中央部分を指定しています、最初中央のみにしていたのですが、ハンドボールだとゾーンでやった方が使い勝手としては良かったです。

ドライブの設定ですが、連続撮影、速度優先連続撮影のいずれも試してはみたのですが、最終的には連続撮影にしました。もともと a7s の連写速度は早くありませんので、肝心のシーンが抜けてる事もなくはないのですが、速度優先連続撮影だとちょっとピンぼけが多くなる印象が個人的にはありました。

ちなみに、撮影対象は中学生のハンドボールですので、シュート時などはそれなりに動きが早いです。投げてゴールに入る間に 2~3枚撮れる感じですが、ちょうど空中に飛んで投げているシーンは撮れてきます。(撮れてない時も多いですけど)

AF はゾーンで合わせて後はそのまま連写しているだけですが、等倍で見なければおお外しでなければ気にならない程度ですが、大きくテレビに映すと気になるかも?

f:id:kozu139:20140729070559j:plain

実際に撮影した画像から、等倍で切り出したのが上記になります。

手持ちで撮影していますが、SEL70200G の手ぶれ補正はモード1で ON にしています。シャッタースピードは 1/320 秒でしたが、被写体ぶれもない?ように見えます。

等倍で見ることはないので、実際には全然気になっていないです。若干、どこにピンがきているのか分からない画像になってますけど(^^;;

どちらかというと、a7s では連写後のデータを記録しているタイミングで時間を取られてしまいますので、その間に肝心のシーンを撮り逃がすことが多かった気もしています。このあたりは連写が早い機種のほうが得意なんでしょうか。

 

全体としては、a7s と SEL70200G の組み合わせにはかなり満足しています、特に単焦点と違いズームできるのはやはり便利ですね。F4 でも ISO あげればシャッタースピード稼げますので、a7s との組み合わせで以前より快適です。

a7s の特徴をいかして動画で撮ることも挑戦してみたいところですが、動画用の三脚持ってないので、手持ちで動画となると手ぶれが心配です(笑)

ミニ三脚で動画撮影時にグリップみたいに握れるタイプのを選択すれば、手持ちでもいけるもんなのでしょうか?

SONY SEL70200G のレビュー記事(SonyAlphaLab)

SonyAlphaLab に SEL70200G レンズのレビュー記事が掲載されています。全体としては高評価ではないでしょうか。

SONY FE 70-200mm f/4 G OSS Lens Review - SEL70200G
http://sonyalphalab.com/product-review/sony-fe-70-200mm-f4-g-oss-lens-review-sel70200g/

このレンズは、α7S 用に購入して使っています。上記記事のレビューで使われている α7R とは少し傾向が異なるかもしれませんが、元々の購入目的が体育館でのスポーツ撮影目的でしたのでその点ではまったく後悔はしていません(笑)

家族からは天体望遠鏡?とか言われてますけど。。。。

 

 ただ、購入時にはかなり焦りました、ビックカメラで注文してあったのですが、まてど暮らせど入荷しました!のアナウンスがありません(^^;;

注文して一カ月ほど経過したところで、心配になり問い合わせたところメーカー欠品で注文から 9週間かかるので、まだ入荷しませんという悲しい連絡があったので、いったんキャンセルして在庫があるお店での購入にしました(使いたい日が迫ってましたので)。在庫はあったものの、ちょっと高かったのですが。。。

だいたい、どのレビュー記事を見てもこのレンズの評価はとても良く、売れている結果の在庫なしなのかもしれませんが、入手にこれだけ時間がかかるのはちょっと驚きでした。 価格.com でも在庫があるのはまばらといいますか、問い合わせになっているお店も多いですね、Amazon は在庫はありますが価格.COM の最安値よりはちょいとお高くなってますねぇ。

SONY Eマウント交換レンズ FE 70-200mm F4 G OSS
 

  Amazonの評価も現時点では 3件しかレビューがありませんが、星が五つの状況ですね。

私も大満足ですので、星をつけるとしたら五つですねぇ。

カメラのポーチもついてくるのですが、手元ではカメララップで包んでしまうことも多いです。 

HAKUBA バッグアクセサリー カメララップ M ブラック KCW-MBK

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Kindle 購入から4ヶ月経過してみた感想

今年の 3月に Kindle Paperwhiteキンドルペーパーホワイト) を購入して、約 4ヶ月ほど経過しました。

今年の Q2 には  キンドルペーパーホワイト 2014 が出るような話題が出ていましたので、新しいのがすぐに出たらどうしよう!?とドキドキしていましたが、今のところ新型のリリースについてのアナウンスも無い状況でちょっとホッとして?いるところです。

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

 

  さて、購入してから数ヶ月経過しての使用感としてはとても満足しています。なんといってもバッテリーの持ちが良いですから、しばらく読まずに放置していたとしても、パっと開いてまた読むことができるのは、一般的な Android タブレットなどと比較するとかなりメリットがあるのではないかと個人的には感じています。

ただ、不満といいますか、ちょっと困っているところがあるとすれば、マルチユーザーに対応していないという点があります。

Android は 4.2 以降のバージョンでは Tablet 型についてはマルチユーザーアカウントに対応しています。例えば Nexus 7 はマルチユーザー機能を使うことができます。(4.2以降でもTabletでないと使えない機能ですね>マルチユーザー)

制限付きプロファイルでは Google アカウントが Owner と同じものを使いますが、マルチユーザーで追加している場合には新規アカウントとなり、かなり分離した状態で使うことができます。 

  一家で一つの Kindle を共有するのもありだとは思いますが、購入した本を家族で分けて管理したいケースでは、Android のマルチユーザー機能で Kindle アプリケーションをユーザーごとに設定することで本も分けられないものだろうかとちょっと考えてしまいます。

Kindle を共有して使っていると、自分が読んでいた本が、次に開いた時に全然別の本のページになっていたりしてビックリする事がありますが、Kindle も将来的にはマルチユーザーになったりしないものでしょうかね。